FORTHEFUTURE物流改革への挑戦

イオングローバルSCMは、2030年をひとつの目標として「サプライチェーン・ソリューション・カンパニー」への変革を掲げています。既存のサプライチェーンの安定・維持・改善を主眼とした「守り」、作業・配送の効率化や拠点のDXによる「攻め」の両輪でビジネスを加速していきます。

サプライチェーン・ソリューション・カンパニーへの
変革に向けて改革の実例

2024年問題を乗り越えるだけでなく、「つなぐ力」で未来を創るために。イオングローバルSCMが行っている取り組みをご紹介します。

  1. CASE1

    新物流センターの開設

    物流構造改革に向けて、拠点(物流センター)の新設・リプレイス・次世代化といったアップデートは欠かせない要素です。その中の取り組みのひとつとして2024年7月に「イオン福岡XD」を開設しました。今回のセンターでの取組みを皮切りにし、物流センターの次世代化を加速していきます。

    イオン福岡XDのチャレンジ
    物流課題の解決とカーボンニュートラルへの貢献

    • 1. DXによる構内作業人時30%の削減

      パレット自動倉庫
      アームロボット
      AI遠隔アームロボット
      次世代AGV(無人搬送機)
    • 2. リアルタイムデータをもとにした配送最適化

    • 3. 水素電気自動車および電気自動車導入による
      環境負荷軽減

  2. CASE2

    効率化に向けたマテハンの開発

    「マテリアルハンドリング(以下 マテハン)」とは荷役作業の効率化・省人化を目的とした機械設備全般。物流の自動化をソフト・ハードの両面から支える軸となるものです。当社はより効率化されたマテハンの構築に向けて取り組みを拡大しています。

  3. CASE3

    地域ごとの企業間連携「物流研究会」の発足

    持続可能なサプライチェーンを築くため、競合企業を含め、様々なステークホルダーと連携し、地域ごとの物流課題解決に取り組んでいます。当社は、小売物流という立場で事業会社(小売企業)と連携し、共同配送、車輛の相互活用、クレートの統一などの実現に向け実証実験を始めています。