ACTION事業概要

24時間、365日、最適な価格での安定供給を実現。
イオングループのサプライチェーンを担うイオングローバルSCM。私たちはサプライチェーン視点で「物流」「流通」にとどまらない「つなぐ」ビジネスを展開し、物流課題の解決とカーボンニュートラルへの貢献を目指します。

BUSINESSサプライチェーンの全体管理による安定供給

メーカー各社より受け取った商品を、全国のイオングループ店舗へ。その先にいるお客さまのもとへ最適な状態で常にお届けするため、委託先も含めたサプライチェーン全体をマネジメントし、安定供給のための仕組みを構築し、最適化を図っています。

イオングローバルSCMの使命

イオングローバルSCMは、3つの軸でサプライチェーンを管理し、よりよい社会の実現を目指しています。

商品の安定供給

日々変わる物流波動に対応できる最適な
作業計画/配送計画を構築していきます。

【取組み事例】

  • グループシナジーを活かしたオペレーション設計
  • リアルタイムデータを活用した最適配送
  • 有事の際の対応に向けた物流基盤の構築

最適価格での提供

価格高騰による負担をお客さまにかけないため
物流コストの削減に努めます。

【取組み事例】

  • 調達物流(製造元から当社センターまでの集荷)拡大
  • 省人化の機器導入による生産性向上
  • 輸配送の最適化による積載率の向上

環境負荷の軽減

カーボンニュートラル実現に向けた
事業運営を行います。

【取組み事例】

  • AIを活用した配送距離の短縮
  • 車両の電動化
  • モーダルシフトの推進

サプライチェーン全体の最適化

イオングローバルSCMは、「物流」の管理範囲だけでなく、ステークホルダーと連携し、サプライチェーン全体の最適化を目指します。

INNOVATIONイオンが目指す物流構造改革

イオングローバルSCMは、2030年をひとつの目標として「サプライチェーン・ソリューション・カンパニー」への変革を掲げています。既存のサプライチェーン機能を維持しつつ、配送効率化や物流DXなどによる物流構造改革に向けビジネスを加速していきます。

  1. CASE1

    新物流センターの開設

    物流構造改革に向けて、拠点(物流センター)の新設・リプレイス・次世代化といったアップデートは欠かせない要素です。その中の取り組みのひとつとして2024年7月に「イオン福岡XD」を開設しました。今回のセンターでの取組みを皮切りにし、物流センターの次世代化を加速していきます。

    イオン福岡XDのチャレンジ
    物流課題の解決とカーボンニュートラルへの貢献

    • 1. DXによる構内作業人時30%の削減

      パレット自動倉庫
      アームロボット
      AI遠隔アームロボット
      次世代AGV(無人搬送機)
    • 2. リアルタイムデータをもとにした配送最適化

    • 3. 水素電気自動車および電気自動車導入による
      環境負荷軽減

  2. CASE2

    効率化に向けたマテハンの開発

    「マテリアルハンドリング(以下 マテハン)」とは荷役作業の効率化・省人化を目的とした機械設備全般。物流の自動化をソフト・ハードの両面から支える軸となるものです。当社はより効率化されたマテハンの構築に向けて取り組みを拡大しています。

  3. CASE3

    地域ごとの企業間連携「物流研究会」の発足

    持続可能なサプライチェーンを築くため、競合企業を含め、様々なステークホルダーと連携し、地域ごとの物流課題解決に取り組んでいます。当社は、小売物流という立場で事業会社(小売企業)と連携し、共同配送、車輛の相互活用、クレートの統一などの実現に向け実証実験を始めています。