REACTION02 3PLセンコー様が語る
イオングローバルSCM
3PL企業/ロジスティクス営業本部
イオングローバルSCMとどの様な仕事をしていますか?
現在は、以下の業務を担務させていただいています。
■東日本エリアを中心とした、常温センターの北海道RDC・東北RDC・北関東RDC・西関東LC・北陸FDC業務(構内作業・配送)
■中国の青島市にて、青島エリアの物流センター業務
■スポーツ・アパレル用品などの物流を取り扱う千葉県でのセンター業務、および茨城県でのセンター業務
また、新たに九州にて福岡XD(常低温複合センター)業務を受託させていただき、こちらは2024年7月に稼働開始いたしました。
※RDC:Regional Distribution Center(地域配送センター)の略
※LC:Logistics Centerの略
※FDC:Front Distribution Centerの略。RDCから供給される商品を集荷して供給する物流センター
※XD:X(Cross) Dockingの略。入荷した貨物を在庫として保管することなく、そのまま仕分けを行い出荷する仕組み
一緒に仕事して良かったことは?
最初にイオングローバルSCMさんのセンターを受託させていただき、ご担当の方と開設準備にあたった際のことです。当社もこれまで小売業様のセンターは何箇所か開設していたので、その準備ステップは十分に熟知しているつもりでした。しかし、イオングローバルSCMさんとの調整内容はそれまでとはまったく異なり、オペレーション上での確認内容やセキュリティ面まで実に詳細・的確。この経験は当該のセンター開設時のみならず、当社での他センター開設準備においても参考にさせていただき、当社にとって大きな財産となっています。準備の重要性を、あらためて再認識できた機会となりました。
一緒に仕事をしていて、思い出深い出来事を教えてください
3.11(東日本大震災)の際の、迅速かつ的確な対応の早さには驚愕しました。当時、この地震により当社運営センターも甚大な被害を被りました。当社もイオングローバルSCMさんも、働くみなさんの多くが被災の当事者にもかかわらず、共に緊急支援物資を少しでも早く被災者へ届けようと必死に作業し、配送。あの時ほど、「イオングローバルSCMさんの物流を担うとは、すなわちライフラインを守る事である」と痛感した事はありませんでした。この時は、関東からも東北向けに緊急支援物資を送っていたので、関東エリアの拠点でも不眠不休で対応に当たっていた事を今でも鮮明に覚えています。対応したすべての当社社員・パートさんを本当に誇りに思えた出来事でした。
イオングローバルSCMと協業するからこそ出来ることを教えてください
“人手不足”、“労働環境”など、多くの問題が取り沙汰されている物流業界。物流センターにおいても、多くの企業が課題解決に向けて省人化設備導入を進めています。しかし、当社ではイオングローバルSCMさんの物流センターにおいて、10年以上前からAGV・AGF・アームロボット等、多くの設備を導入させていただいておりました。これらの設備を時代に先駆けて導入することが出来たのは、イオングローバルSCMさんの持つ圧倒的な取り扱いボリュームと先見性、そして理解があっての事だと痛感しています。先進的かつ効率的な設備導入や実践をさせていただけたことは、現在もセンコーにとって大きな財産になっています。